94点
終始クライマックスの勢いで3時間を貫く。個人的には中盤に失速して中弛みっぽくなってしまったのが惜しいと感じているが、毎分レベルでキマりまくる主演二人の画作りはとにかく最高。そんなわけないをゴリ押しでやるアクションも最高。やりたいことすべてやりまくる勢いも最高。否が応でも心が震え立つ作品であることには違いなかった。
3時間の超大作とは知っておりましたが、ハリウッドなら、ここで終わるなというところ（宮殿動物奇襲）からむしろスタートです。ぎりぎりのところで、友情を選んで、二人でイギリス提督を倒す流れを想定していましたが、そこからの2転３転に驚きました。
ラーマにも目的があって、簡単に友情を選んで終わりとはいかない事情。これは泣けてきますし、いいなずけのシータも可愛い。
身動きほぼできない土の中の狭い檻。
自分が入れられたわけでもないのに、あれは嫌。あれに数日とか本当に嫌。
でもトゲ付きムチはもっと嫌。
そして、なんとか無事に問題は片付き、エンドロール。
キャストやスタッフの名前が流れてくる部分はスクリーンの右４分の１に追いやられ、4分の3はやっぱりダンス。やっぱりインド映画。
インド人優遇なのか、シータはエンドロール出すぎで、むしろ出番としては多かったのでは？というジェニーはチラッと踊る程度。4人仲良く踊ってくれれば一番良かったのに。という些細なリクエストはありますが、
とにかく、映画好きなら見逃してはいけない一本です。
