青空ゆき

RRRの青空ゆきのネタバレレビュー・内容・結末

RRR(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

最近はドラマウォッチャー気味で…🥹(もうすぐ大河ドラマ・平清盛全50話完走やけど、TOKYO VICE Season2が…)



ラーマが放った矢は帝国を崩壊させ、ビームが放った銃弾は巨悪を滅ぼす。

火と水の物語、“3つのR”は革命の火種となる。

ラーマとビームの出会い、シータとの出会い、ジェニーとの出会い…すべては避けられない運命。

2022年10月21日に公開されてからいまだに上映館が存在する異例の大ヒット!

RRRはまだまだいく!

インド映画ってこんなに面白いのか!

日本で爆発的ヒットを飛ばし、そう日本人に認知づけた作品といえば異国の地?(笑)から数々のおもしろ映画を発掘し続ける“ツイン”配給の“バーフバリ”だろう(自分もインド映画の入り口はここ!)

そのバーフバリの生みの親で“創造神”と呼ばれる“S.S.ラージャマウリ監督”の新たなシリーズ作品がこのRRRだ(既に続編が動き出してるとか!)

衣装を担当したのは監督のパートナーでデザイナー、スタイリストの“ラーマ・ラージャマウリ”、彼女はこれまでバーフバリなど監督の作品を華やかに彩り支えてきた公私ともに監督にとって欠かせぬ大切な人。

物語のなかで“火”を司る“ラーマ”を演じるのは同監督の“マガディーラ 勇者転生”で主演を務めた“ラーム・チャラン”

“合言葉は、ディーラ!(勇者)”

観たのがだいぶ前なので記憶が曖昧だが、観賞後“マガマガディーラマガディーラ”的な声がしばらく頭から離れない中毒性が高い作品だったように思う(タイトル通り現代をメインに描かれる転生もの)

物語のなかで“水”を司るビームを演じるのは“NTR Jr.”、個人的に彼の作品を観るのはRRRがはじめて(だと思う汗)

役作りに定評がある俳優さんとして本国インドやインド映画好きには有名な方だそう!

約97億円をかけて製作された本作は世界中で大ヒット、倍以上の興行収入を達成した。

物語の舞台は1920年代、第一次世界大戦直後のインド。

帝国主義の末期ともいえるその時代、植民地として他国に支配されていた国々で独立運動が盛んだった時代。

“Rise(蜂起)、Roar(咆哮)、Revolt(反乱)”

インドを力で支配してきた大英帝国に対してインドでも多くの人々が声を上げた。

同じ場所で、ラーマは帝国を見上げ、ビームは愛する者が囚われた檻を見つめる。

目指す場所は違えど、二人に共通するのは不屈、執念と呼べるほどの熱い想い。

“絶対にあきらめない、必ず成し遂げてみせる”

初観のときのラーマに関していえば、大義というか野心という印象を序盤に受ける。

その熱い瞳の先にあるもの、それは自分が上に行き、力を持ち、この国を変える…。

成り上がって、奴らを見返してやる。

多くのインド映画がそうであるように、日本人好みの時代劇的な勧善懲悪もの。

規格外すぎるアクションは“そんな訳あるかーい”とツッコミたくなるが、観てるうちにインドの人なら本当に可能なのかも?と思えてくる不思議(笑)

ラーマとビーム、二人の怒りは神の怒り、大自然の怒り。

アクアマンのような姿(笑)になったラーマと心優しき森の戦士ビーム。

二人は文明の力と古来の武器、魂で巨悪に鉄槌を下す!

古の戦神に敵う者なしなのだ。

〓映画 RRR
https://note.com/blueeternal02/n/ne154cd1fec2a

長くなるので続きはnoteで🐻

ネタバレあり、観たあとに読んでいただくことを推奨m(_ _)m

楽しんでいただけると幸いです🐕✨
青空ゆき

青空ゆき