インド大映画祭2021その①
コレの前に「カーリダス」観たけど、まだフィルマに未登録なので先にこちらを。
借金のカタに車やバイクを押収する仕事で手腕を発揮する通称スケッチ。
身分違いの女性に恋して上手くいったと思った矢先にあるきっかけでギャングに狙われ始める。
褒められた仕事ではないけど、兄貴肌で根はいい奴というインド映画あるあるなキャラ。
これまんまヴィジャイさんにも置き換えられそうです。
しかし前半のこの恋物語がくどい!
ヒロインのタマンナちゃんが可愛いので観てられるけど、正直無くてもいいレベル。
その分ギャングとの争いはそれこそ香港ノワールならぬインドノワール!
1人また1人と仲間が殺られてくのが切ない。
やっぱタミル映画はこうでなくちゃ!
そして待ち受ける衝撃のラスト。
確かにちょいちょい違和感を感じてはいたけど、これは予想出来んわ。
ただ、そこは評価が分かれる部分でもある。
ヴィクラム扮するスケッチはとんでもない強さで、あのヒゲとスケッチポーズがカッコイイ。
クライマックスの電柱使ったシーンはめちゃくちゃクール!
ヒロインのタマンナちゃんの美白と美貌っぷりにヴィクラムでなくとも惚れるでしょう。
他にもタミル映画でよく見る脇役の人達がいっぱい出てるのが良かった。