監督・脚本
原田眞人（クライマーズハイ）
岡田准一は、いつもの岡田師範でいいんだよ。アクションは期待通り。あと、女殺し屋の急に変貌する様は、よかったよ。
他は、、
キャスティングミス？と最初思ったけど、設定のミスだなぁ。
坂口健太郎が、どんだけ新境地なサイコパスキャラを演じてくれるのか、期待してたんだけど、ぜんぜん期待はずれだったんだ。
原作の小説を読んでないから、原作に忠実なのかもしれないけど、バイオレンスさも感じないし、得体の知れない感じもしない。タバコ吸ってるヤツにガチギレするヤクザいる？
miyaviが、なんでヤクザの会長までのしあがったのか、全くわからないんだ。強さとか、計算高い頭の良さとか、そういうとこ描かないと話に深みでないと思うんだ。
全体的にキャラクターの描き方が薄い。伏線にもならないどうでもいいシーンを差し込むなら、主要キャラターの人間をエグって欲しかったな。
ヤクザ映画としては、虎狼の血には遠く及ばないし、ファブルみたいなコミカル要素がある訳でもない、中途半端なんだよな。
