このレビューはネタバレを含みます
「俺とこの女、どっちが大切なんだよ!!!!」
気持ちはわかるけど、絶対言っちゃダメなやつだよね。でも言わないと気が済まなかったんだろなあ。ぽっと出の女に隣奪われちゃあね。わかるよ、わかるけど、ムロ〜〜。可哀想なやつだなお前は。
全体的にダダーー!と進む。もうちょい戦闘シーン欲しかったかも。でもそう思うくらいがいい塩梅なのかな?
やっぱ邦画にも字幕欲しいと思うようになってしまったネトフリ民。怪我して苦しそうに話す時って特に聞き取りづらいんだよな。
サイコでアニキ大好きで玉無しな坂口健太郎がとてもよかった。
はんにゃ金田も案外よかった!
最初出てきた時はちょっと笑っちゃったけど、調子良いこと言ってやってきた感あってよかったし、車の中でも飄々としてる感じわりと好き。「あいつが現れるまで俺たちうまくいってただろ!」って訴えるとこ好きシーン。まあ死ぬんだけど。
ヤクザものは親兄弟の絆が実の父母より強かったりして、男の友情とは言えないもっとドロドロとした気持ちが多くて見終わったあとはうう〜んってなる。気持ちが重い。目に見えない絆をすごく信じているよね。
最後、ムロが死んじゃうとこもうちょいなんかやり取り欲しかったなあ。潜入するために騙していたとは言え、アニキアニキと慕ってくる子と最後の対面なんだしなあ。
ラストシーンはもう少しそれぞれの葛藤とかやり切った感があるかと思ったらあっさり終わってふむ、そんなもんかあって感じだった。
岡田くんの新米交番刑事姿に貫禄ありすぎてJKに惹かれるの!?!?ってなるとこあったからそこはJKじゃなくてもよかったんじゃないかな〜と思ってしまう。
きっとちょっと良い仲になってなかったとしても、自分が見逃したから…とずっと贖罪をしようとするんだろうな。優しすぎるからこそ闇に近くなれるのかも。岡田くんかっけ〜。背負い投げみたいな技教えようとしてる時の声色が本当に優しくて、思い返すとしょんぼりする。
くまちゃんの葬式で出た弁当食ってあげて〜。みんな席立ちすぎ。