このレビューはネタバレを含みます
うーんうーん…。
なんとも評価しづらい作品。
坂口健太郎さん演じる室岡が面白くて、最後まで一気見した。
岡田くんのアクションも良かった。
MIYAVIもはんにゃ金田も大竹しのぶも良かった。
なんかいろいろ良かったけど、
「わぁ！すごい良い！」
とはならないなんか決め手にかける感じ。
面白い要素が散りばめられてるのに、なんとも言えない…、これはこれでいいのか？いや、なんかこう…、でもこういうストーリーとラストだからまとまってるのか…？んー…？という面白い気がするのに映画全体の雰囲気と同じような雰囲気の感想になってしまうそんな感じ。
モヤっとするわけでもないような、でもシャキッとはしないような、良い！と推せるところもあるような、でも推しきれないような…。
坂口健太郎さんはかなり良かった。鎌倉殿も良かったし！
あ、でも主要登場人物のキャラはかなり立ってて、深掘りできたらもっといいのにー！と思う時間的な足りなさはある。
あと、日本映画だけど、日本語字幕つけて見てました。
大きな音で見れるならいいけど、テレビのスピーカー出力だと音量も気を使うから、聞き取りにくいうえにセリフも細かくて単語も多くて大変なんよ。
セリフ聞きながら文字も絵も追える人は日本語字幕つけて見るのおすすめ。
〈鑑賞後寝て起きてからの追記〉笑
わかった！！あれだ！！ラストシーンから察するに、“兼高と室岡のストーリー”として完成するはずだったんだけど、他の要素も色が濃すぎて基礎部分がボヤけた感じになっちゃったんだと思う。
全体的に各要素をもっと濃くして欲しいし、兼高と室岡のメインストーリーはブレないでほしいから、1本の映画じゃ足りない。
ああいうラストシーン好きだよ。過去回想で、物語のスタート地点だったり分岐点だったり、楽しかったあの瞬間、みたいなのをラストシーンに持ってくる手法は見たことあるけど、かなり好き。
でも他の映画やドラマの何で見たのかさっぱり思い出せなくて悔しいぐぬぬ。
