原作の「揺れる警視庁」の続編的ストーリー, もしくはそれに準じた連続爆弾犯との手に汗握る頭脳戦か？ という期待は外れたが, これまでにも増して原作・テレビアニメファンに目配せをきかせた作品だったなという印象.
いかんせん警察学校組と安室透がメインだったのは仕方ないとはいえ, 佐藤, 高木, 白鳥, 千葉等々の捜査一課メンバーにも少ないながら見せ場があったのは原作ファンとして嬉しい. ただ映画中心の層からすると, 全体的に派手さに欠ける印象なのかなと思ったりも.
音楽が大野さんではなくなり, メインテーマ含めなんだかおしゃれな雰囲気だなと思っていたら, まさか初期作品ではお馴染みの「キミがいれば」が流れてくるとは. 来年はもう少しミステリー要素を原点回帰してもらえたりしないかな・・・
