湯

名探偵コナン ハロウィンの花嫁の湯のレビュー・感想・評価

4.2
少年探偵団、警察学校組、公安組、警視庁(特に佐藤刑事と高木刑事)、ゲスト勢のドラマという多い要素をとても上手くまとめていて、ストーリーも一定の緊迫感を保ちつつ、先が気になる作りが巧い。下手するとめちゃくちゃとっ散らかりそうなのに...。皆出番あって良かったな...。

犯人が悪役として凄く魅力的だった。コナン映画犯人の中でも上位を誇る強さでは...。あと本作はコナン映画お決まりの『爆弾』をちゃんと意味のある物として使ってたな...。

安室さん、ピンチなのに安楽椅子探偵みたいな感じでキメてて笑う。酒置いてるのも笑う。

クライマックスの展開がなんとなく劇場版クレヨンしんちゃん感あって凄く好き。意外にああいうの、コナンだとあまり無かったかも。新一としてでは無く、コナンだからこそ活きた行動も感心した。

ハイキューのアニメを作られている満中監督だけあって、今までのコナンではあまり見られなかったような演出も見られて面白い。

終わった後のBUMPの主題歌『クロノスタシス』が清涼剤のようにスーーっと効く。あとあれも久々に聴けてテンション上がりました。

小五郎のおっちゃんは出番少ないながらもカッコいい大人としての見せ場あって嬉しい。麻酔のくだり笑った。本当に必要な時どうするんだ笑。

博士のクイズはあそこまで無理やり入れるなら無くてもいいんじゃない?!笑
湯