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ダイ・ハードのmoviemanのレビュー・感想・評価

ダイ・ハード(1988年製作の映画)
4.3
 皆さんはクリスマスのアクション映画と言ったら、何を思い浮かべますか?
 自分は、子供の頃に観て強烈に印象に残っているこちら。
 映画「ダイ・ハード」!子供ながらにして、ジョン・マクレーンのファンになってしまいましたね。あのマクレーンのテロリストをバカにしておちょくる感じが、見ていて面白かった。それに、たった1人で大勢の敵に立ち向かうところが、何よりカッコいいんですよね笑。


 クリスマスの前夜、高層ビル中富プラザをテロリスト集団が占領してきます。30名ほどの人質が閉じ込められる中、妻に会いに来ていたジョンが、たった1人でテロリストと闘うといったストーリーです。外部との連絡は遮断、建物にはロックがかかり、入る事も、出る事も出来ません。そんな中、刑事の経験を生かし、次々に襲ってくる敵をやっつけちゃいます。

 この映画の好きなところは、まずやっぱり、ジョン・マクレーンの人柄ですね。そこがストーリーをより面白くしていると思います。
 それに闘い方も、スパイ映画のように、こっそりと忍び寄って倒したり、ジェイソン・ボーンみたいに相手の急所を正確につぶしたりではなく。相手に飛びかかって素手で殴る、テクニックで闘うというよりかは、感情で闘う、ちからいっぱい拳に力を入れ相手を倒す。そういったところが、スゲーよりも頑張れジョンと言いたくなる。凄いんですけど、ジョンのことを応援したくなる。もちろん「ジェイソン・ボーン」は自分の大好きなアクション映画です。ただ、これに関してはマクレーンじゃないとダメなんですよね。なんか変なことを言っていますね笑。

 サブキャストたちも、みんないい。リムジンの運転手は、お調子者でノリがいいし、相棒のLA刑事は、めっちゃ好きですね。彼が1番現場の状況をちゃんとわかっていましたよ。それに現場責任者はアホだし、FBIときたら、すぐにぶっ飛ばされてしまうしで、展開も飽きさせない。スリルも味わえて、楽しめる映画でした。
 
 それにしても、6億ドルなんて大金を1つの金庫に保管してたら狙われますよ。だったら、もっと警備しっかりしといてくれって思っちゃいましたけどね。
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