あらいい作品じゃないの。
家がなくなり、子供を公的機関に保護されたお母さんのお話。お金を稼いで、住むところを決めないと子供は返せませんよ。という言葉にしたがって家を探すもなかなかうまく行かない。
子供に会いたいのに会わせてくれないし、イライラもつのって結局また悪いことをしてしまう。自業自得といえば自業自得なんて、全然共感できない人もいると思うけれど、子供を思っている気持ちと、演技は本物で、なかなか泣かせてくる。
まあその自業自得部分って、多分現実でも頻出するから、むしろリアルだと思うのだけれど、そこって創作だと共感につなげづらくなってしまうからあんまり見られないのよね。作品としてそこらへんの難しさはあったものの、いい作品だったとは思いました。