れん晴

百花のれん晴のレビュー・感想・評価

百花(2022年製作の映画)
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すごく奥深い作品。
答えは見つからないけど、考えるきっかけとなる作品。


どの映像が現在なのか過去なのか分からず、違和感もあったけど逆にそれがよかったりするのだとは思う。
ただ、アパートの階段のシーンみたいに、同じところをグルグルまわっていく演出は勘弁してほしい。酔った。
スーパーでのシーンでは、手前に向かって歩いてきているのに同じ売場をグルグルしてるって違和感でしかない。そういう演出はちょっとしつこさがあった。

認知症、最も身近な親とのトラブル。
泉の態度も分からなくはないけど、そこまで親に対して冷たくなるものかなぁと不思議だった。まさか一時期男について行って行方不明になっていたって過去があったとは驚き。
それはそういう態度にもなるよなぁと納得。


泉の立場としての考えと、百合子の立場としての考えとそれぞれで自分ならどうしているだろうと考えてしまう。
そんな作品はなかなかないので珍しい。
れん晴

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