トルーマンバロウズ

パラサイト 殺人寄生虫のトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

パラサイト 殺人寄生虫(2005年製作の映画)
3.3
舞台はミズーリ州にある牛肉産業が盛んなとある田舎町、この町では牧場で飼育されている牛たちが変死する事件が相次いでいた。
新しく町に赴任してきた獣医のイーライは変死した牛のフンから新種の寄生虫を見つけ・・・・。

ヴィンセント・ヴェントレスカ主演の田舎町を舞台に異常進化した吸血寄生虫の群れが人々を襲うB級パニックホラー映画‼︎
登場する寄生虫がなかなか魅力的ではじめはヒルのような見た目だった姿が、進化して翼を持ちコウモリのような姿で人々に襲いかかる描写はCGの出来も悪くなくそれなりに迫力があった。
また寄生虫に感染した牛肉を食べた市民たちの腹から寄生虫が飛び出してくる描写もスプラッター要素満載で悪くなかった。
この手の映画では大体助かる女性や子供も容赦なく寄生虫の犠牲になっていくのが後味の悪さを増長していた。
ややクライマックスの対決があっさりしている気はしたが、全体的にちゃんと楽しめる安定した出来のB級映画だった。