笑えてほっこりできる、ハッピーエンドで一番好きなタイプのホラー。アクションもナンセンスグロもいっぱい。
ドラキュラと永遠の命を与えられた者のトキシックな関係といえば真っ先にインタビューウィズヴァパイアが思い浮かぶけど、この映画はその関係からの脱却がテーマ。
キャラがみんなハマってた。
ニコラスホルト目当てが見るきっかけだったけど、また陰のある美青年をやってくれて嬉しい。アクションもいっぱいあるし。
オークワフィナのキャラがこんなメインだと知らなくて2人の空気感とても良かった。恋愛まで行かない友情だったのもとても良かったです。
マフィアのボスのショーレ・アグダシュルーも良かったし(メインの女性キャラがみんなアジア系なのいいね)
息子のベン・シュワルツの小物感も上手かった。
ニコラスケイジのヴァパイアはさすが。ノリノリで良かった。大仰な特殊メイクも往年のホラーリスペクトな感じで好き。
喋り方だけで笑ってしまうパートもありつつ本当に怖いシーンもあったり。
ああいう事言うモラハラ上司の元で働いてたことあるのでああ、レンフィールド気持ち分かるよ…ってなってた。
とてもカタルシスのあるエンドでした。
ホラーは日常の比喩なんだ、
嫌いな奴や嫌な奴をぶっ飛ばしたいけど無理、そんなことを叶えてスッキリさせてくれるのがホラーなんだよなと改めて思う。
未見なので1931年版のドラキュラ見たい。