クリーム

レンフィールドのクリームのレビュー・感想・評価

レンフィールド(2023年製作の映画)
4.0
何でもこなす頼もしい男ニコケイが、ドラキュラ伯爵に…。今作は、メインはニコラス·ホルト。序盤から人間が、木っ端微塵等、グロを発動して来ますが、リアリティが薄いから気にならないんじゃないかと思います。(あくまで私の見解)サクッと観れて、アクションも良いし思ってたより全然、楽しい。従来のヴァンパイアの設定を無視なんだけど許します。ダーク·コメディとして面白かったです。

ドラキュラの僕として、生きて来たレンフィールドは、普通の人生を取り戻したかった。ある日、事件に巻き込まれた彼は、血気盛んな女性警察官のレベッカと共に戦い、彼女に惹かれます。彼は、ドラキュラの僕としての仕事を止め、新しい人生を模索。そして、集団セラピー会場で気持ちを打ち明けているとドラキュラが現れ、会場の仲間は一瞬で全滅してしまうのでした。



ネタバレ↓



冒頭、吸血鬼ハンターとの闘いで、日光を浴びたドラキュラは焼けただれ瀕死の重傷を負った。彼の回復を助ける為、DVセラピーに参加し悪党を見つけては、ドラキュラに差し出していたレンフィールド。
酒場で、レベッカと共にギャング集団相手に戦った事で、ヒーローとして扱われ、ドラキュラと決別する事を決意します。
この時、捕まったテディは、ギャングの息子で、ドラキュラはテディと仲間達を手下にした。ギャングのボスはテディの母で、街を牛耳り警察も買収していた。彼等に追われるレベッカとレンフィールド。レベッカの姉が人質に取られた為、ギャングのアジトへ。テディの母も警察もドラキュラ側、虫を食べるとパワーアップするレンフィールドは、テディをやっつけた。この時の骨が砕ける映像は、良かったです。勿論、木っ端微塵に。
一方、姉は既に死んでおり、ドラキュラが仲間になれば、姉を蘇らせてやるとレベッカに言います。承諾すると見せかけて、窓を全開にするとドラキュラは、無数のコウモリとなり逃げます。しかし、あらかじめコカインで描いた円環の中にドラキュラを追い込み、様々な武器でぐちゃぐちゃな状態にしたレベッカとレンフィールドは、それをセメントに混ぜ小さなキューブに固め下水に捨てるのでした。これで、暫く時間が稼げるハズだ。
2人は、ドラキュラの血で姉とセラピーの仲間達を蘇らせるのだった。

ドラキュラ、ヴァンパイアものは大好きなのだけど、設定が酷い。レンフィールドは、血を吸わないで、虫を食べてパワーアップ。時間の経った死体を蘇らせるとか、無い無い。ちょっと気になりましたが、コメディだし面白いからOK。ニコケイは、序盤かなりグロい見た目で、誰だかわかんない。声や演技でニコケイと解る程度。復活してからの見た目は、とってもドラキュラだった。似合ってました。
そして、グロゴア描写の破壊力が素敵な作品でした。パンチしたら、頭が吹っ飛んだり、腕を掴んだら、根元から取れたり。人間の木っ端微塵も迫力ありました。また、Wニコラスのアクションも良かったです。これは、思ってた倍以上楽しかったです。良作!

※ウェルカムのマットは、許可と見なすんだぁ。ちょっと面白かったです。
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