すごろく五六

ザ・ディープ・ハウスのすごろく五六のネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ディープ・ハウス(2021年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ジュリアン・モーリー&アレクサンドル・バスティロ監督が描く水中ホラー。

廃墟を探索する動画をアップするカップルYouTuberのティナとベン。
2人が次に選んだのは、フランスの郊外の湖に沈んだ曰く付きの屋敷の撮影だった。
湖畔で知り合ったピエールに案内され、観光客が寄り付かない秘密のスポットに案内される。
、2人は水中であるにも関わらず、朽ちることの無い時間の止まった屋敷に足を踏み入れてしまい、想像を絶する恐怖を体験するのだった。

水中の中に沈んだ屋敷の中を撮影する、と言う斬新な設定の水中ホラー。
2人のハンディカメラとドローンカメラ(名前はトム! こいつが可愛い)の3台で撮影している設定なので、第三者視点も混じり、完全なPOVでは無いのも見やすいポイント。

ダイビングでのパニックホラーはよく見るけど、まさかのダイビングで幽霊ホラーと言うのが斬新で、水中の恐怖をしっかりと描く良作。

残念なのは、そこまで怖くなかった事。
いきなり魚が飛び出してくるシーンで「うおっ!」って声出たので、びっくり系が苦手だったら気を付けてほしい。
水中廃墟の映像がとても綺麗で、退廃的な美しさと
廃墟好きにもおすすめ!!

波乱万丈のラストは…….個人的にはとても良い感じ。
むしろ、あれで助かってたら凡作だったな。

やっぱり、意地張って出来ない事を「出来る」って言わん方がええわな。
私は出来ない事は「出来ない」って言って、素直に生きてゆこう。
すごろく五六

すごろく五六