ギャスパー・ノエが行き着いたところはここなのか、と慄然としてしまう。二分割の画面で描かれるどうしようもない孤独はたぶん誰にでもある潜在的な恐怖なんだろう。死ぬことを描くことは生きることを描くのとまる…
>>続きを読む人生は夢の中の夢。そういう映画だったと思う。死を見つめることは、同時に生について見つめることでもある。極めて現実的に描いているのに、何かこちらも夢を見ていたような気持ちにさせる映画だった。
克明な描…
ギャスパー・ノエにしては静かな、だけど誰もが逃れられない病と死を真っ向から淡々と描くの流石です。
二分割される画面で夫婦でも親子でも個としての生、孤独ってのを嫌でも感じるし、ダリオ・アルジェント爺た…
配役も含め変わる事なくキレキレに攻めてくるギャスパー・ノエ。どうかすると人との繋がりを錯覚する世界で、徹底的に分断された人間って云う個体の現実を見せつけられる。あの世(もしくは病)には物も過去も更に…
>>続きを読むフランスの鬼才ギャスパー·ノエ監督との初遭遇です。
心臓病を抱えた物書きの夫と 認知症が進行している元医師の妻。独立した息子は両親の心配はしていながら 子育てをしながらもどうにもポンコツで 金…
2024-96
ギャスパーノエ、エンターザボイドのイメージが強すぎてあんまり観てこなかったんだけどこれはとても良かった画面半々なのも可愛いし社会的地位を持っていた2人の老いも良かった
何より父がダ…
このレビューはネタバレを含みます
大好きな監督
生きること死ぬこと暮らすこと 愛すること足掻くこと逃避すること最後に何も無くなること
全部描かれている
2度目視聴時、冒頭の歌のシーンのあと、ベッドに横たわる2人がゆっくり画面分割され…
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