このレビューはネタバレを含みます
配列や色使いが洒落てるオープニングのスタッフクレジット、「心臓より先に脳が壊れる全ての人へ」のテロップ、女性が歌っているモノクロの映像、で冒頭から心を掴まれた。
あまり考えたくない事だけど誰もが直面する老い・介護・死がテーマ。
画面分割なので追うのが大変そうだと思ったけど、台詞が少ないので特に問題なかった。逆に淡々としてるので途中ウトウトしそうになった。
最後の、徐々に閑散としていって生活感が無くなる家の中のカットが物悲しい。
妻の納骨の時に息子が言った"家は生きてる人が住む所”が心に沁みる。