"老いと向き合う"
癖の強い作品を作られているギャスパー・ノエ監督作品かつ画面2分割という異色の作品ということで興味を持ち鑑賞しました。
老いと病と死のリアルを味わう148分は高齢化社会を迎える日本においては普遍的なものになりうるストーリーであり、俳優の方々の演技がとても自然で観ているのが辛かった。
認知症の奥さんが夫のことをストーカーだと言っていたシーンは特に辛く、奥さんと息子の最後のそれぞれのシーンも大変辛かったです。
部屋のシーンの後エンドロールがなかったことから頭の中を整理するのに時間をやや要した。
朝から気軽に観るには大変重かったし、歳とりたくないなぁとまだ学生ですが。