ひろゆき

VORTEX ヴォルテックスのひろゆきのレビュー・感想・評価

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)
-
銀幕短評(番外編)

残念映画がたまってきたので、ひとまず5本 吐きだします。

残念映画というのは、最後まで観るには観とおしたのだけれど、感想文を書くほどの特段の感興が湧かなかった、あるいは 肌があわなくて途中でリタイアした映画を、わたしはそう呼びます。わたしの中では、無縁墓地に合同埋葬する あるいは死体のままで川にそっと流す、そんなイメージの映画です。それでは さくっといきます。


「街のあかり」
2006年、フィンランド。1時間18分。
総合評価 55点。(フィルマ3.8点)
カウリスマキもの。いまいちかな。まあでもああいう人生がふつうなのかな。


「ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!」
2023年、アメリカ。1時間39分。
総合評価 65点。(フィルマ4.0点)
幼稚なアニメですね。ギャグもよわいし。


「別れる決心」
2022年、韓国。2時間18分。
総合評価 63点(フィルマ3.7点)
ひさしぶりに韓国映画を観ましたが、本作は盛りあがりがないと思いました。もうすでに筋を覚えていませんよ。でも きれいな中国語をはなす女優さんですね。


「PERFECT DAYS」
2023年、日本。2時間4分、上映中
総合評価 55点。(フィルマ4.2点)
毎日が完璧、という意味ですね。そう思えれば最高だ。役所広司の芝居はよいのですが、インサートのモノクロ画像が思わせぶりでうるさかったな。女の子がじょうずでした。


「VORTEX」
2021年、フランス。2時間28分、上映中。
総合評価 50点。(フィルマ3.9点)
単調ですね。あたりまえのことを ただあたりまえのように映像化しているにすぎない。あの演出も始めはすばらしいと思うけれど、全編をつらぬくのはやりすぎだ、うんざりする。レンタルして2倍速で観ると1時間のよい尺になる映画です。菊川Strengerで ひさしぶりに親友と観ました。かれはいたく気にいっていましたが。マニアックな映画好きのひとたちで、約50の全席が満杯でしたよ。

というわけで、フィルマ採点はわたしとそりが合わないことが、あらためてはっきりしました。なにかちがう手を考えないと。
ひろゆき

ひろゆき