このレビューはネタバレを含みます
『泡』×『歌』
謎の泡で重力が狂った東京で、パルクールをする奴らが不思議少女と出会う話。
作画に全振りしてストーリー性キャラクター性も泡と化した作品。
泡のように軽い台詞だけで構成され、誰にも感情移入出来ず。
壮大と見せかけた作画を見せつけてくるも、行動範囲は東京タワー周辺と限りなく狭く、世界観に全く没入出来ない。
ただただパルクールで生計を立ててる奴らがピョンピョン跳ねてるだけの映像を見るだけ。
作画が良くても内容がなければ評価のしようがないという体験が出来る作品。
制作サイドのキャラクターや作品に対しての愛情を微塵も感じない。
比較する事でジブリの濃さを再確認出来るのである意味見るべきなのかもしれない。
ここまでつまらない作品を面白そうに見せるCM構成にはアッパレ。
「重力は壊れた、好きに跳べ」
というキャッチコピーがジワる。