ある日、世界中に泡が降った。そして東京だけが泡に包まれ、重力が壊れ、東京は日本の首都ではなくなった。ハイ、この時点で既にワクワクした地方民でございます^ - ^この監督絶対地方出身だろと思ってたら埼玉でした（脚本の人に関しては東京）^ - ^東京ってどんどん人口が増えてるイメージなんだけどパンクしないのかな？やっぱり東京は1度崩壊すべきなんだと思う（知らんけど）（地方民の小言です）
まず褒めるべきところは、驚くほど美しい作画。確かにこれは映画館で観るべきでした。日本のアニメーションの素晴らしさを伝える例のひとつにこれを挙げたいくらい完成度が高い。色彩豊かな世界観に浮かび上がるバブルが夢のよう。シャボン玉だらけの世界なんて子供じゃなくても興奮すると思う😻変な髪型の個性豊かなキャラデザとかまさに日本のアニメっぽいよね（笑）そして重力異常が起きた東京という世界観と重力を無視しているかのようなスポーツのパルクールを掛け合わせる発想が凄い！斬新！まさにアイディア力の勝利です。空中に浮かぶ泡や瓦礫を利用して飛び回るパルクールは観ているだけで楽しいし、なにより躍動感溢れるカメラワークが最高！確かに泡の正体や秘密を深掘りしてほいな〜と思いながら観てたけど、これは謎のままで終わってよかったと思う。謎解きというより、エンターテインメントをお届けするって感じだから、そもそもの趣旨が違うというか（？）降泡現象は自然現象と捉えるべきで、純粋に日本のアニメーション映像を楽しむための作品だと思った。
でも個人的にはアニメ化でもよかったな〜という印象があって、それは泡の正体や秘密を深掘りするならの話なんですけど、わたし的にはあの落ちてはいけない渦の中に秘密があるのでは？と思ってました。また降泡現象が起きて、ヒビキがウタの"飛び込んで！"という声を聞いて渦に飛び込んだらまた別の世界（見た目は東京）があって…みんなの過去編が混ざり合って…みたいな？ラストが思いつかないので却下ですが…ウタが日本語話せるようになるのが早くて少しモヤモヤしたのと、パルクールバトルのチーム紹介をするならアニメ化かな（目玉1個のチームがカッコよかった）と思ったので少し考えてみました。でも映画としてエンターテイメントに振り切っていたのは十分よかったです！
崩壊と再生を繰り返す地球。最後東京が再生していく様子を見て少し悲しかった自分がいます（笑）東京が崩壊しても結局またみんな東京に集まるんだろうな。人魚姫をモチーフにしているのもナイスアイディアでした！最後泡になってしまう人魚姫は、きっと幸せだっただろうと願う。
PS
確かに内容的に残念な部分が大きかったのはわかるけど、なんで私はそこまで評価低くないんだろうと考えた結果、東京が崩壊するからだと思いました（ただのひねくれた田舎者より）
