聴こえない人に手話で演劇を伝える舞台手話通訳者を追ったドキュメンタリーを、見えない人に伝えるチャレンジ。
「音声→手話→音声」を様々な議論の末に完成させる過程は必見。
手話は「手」だけでなく表情や仕草も“情報“の一つであって、観る方はその全てを逃さないように見ている、という話を聞いて「ながら見」をする人の何という贅沢な事よ…と思った。ありがたい事に見え聴こる我々は与えられている情報が多いあまりに、得ている情報は少ないんだと思う。
パンフレットには「テキスト版」と「音訳版」をダウンロードできるQRコードが掲載。この一貫性がすごい。
制作配給は、都内のユニバーサル映画館シネマチュプキさん。
2023-057-050