試写会にて鑑賞。
スタジオポノック久しぶりの長編作品。
"3ヶ月と3週間と3日"
アマンダにしか見ることの出来ないイマジナリーフレンドのラジャー。
二人が遊んだり話したりしているシーンがかわいらしくて好き。頭の世界の話をファンタジーたっぷりに見せてくれるのは楽しい。
イマジナリの世界の見せ方に高揚したり、グッとくるシーンも所々あって、思っていたより感情を動かされた。
ただ、日本ではない設定なのに、日本語で広告の文字が書かれていたり、想像力が一つテーマになっているのにルールがたくさんあって、それを説明することが多かったなぁと感じたり、世界観や設定を落とし込むのに時間がかかるのは気になる所。
他にも気になるシーンが多くて、惜しい感じは拭えないけど、メッセージもわかりやすかったし、個人的には、ベタベタな展開の方がグッとくるので、もっとシンプルな作品の方が良かったのかなとは思う。
お母さんが傘を広げたシーンは泣きそうになって堪えました。