鹿

屋根裏のラジャーの鹿のネタバレレビュー・内容・結末

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

他の作品のレビューでも書いたが、私が小学生の頃にイマジナリーフレンドがいて、校舎の裏の桜の木の下で落ち合って毎日手を繋いで家に帰っていた。「下校」だけだったのが謎で掘り下げればなんか出てきそうな気もする。……まぁ、そっとしておくか。
これ、原作があったんだ。「児童文学」ってジャンル(?)は、けっこう難しいのではないか。大人が与えるものだから、大人が考える教訓がハナにつくことが多かったり。この作品では、明らかにイマジナリーフレンドのせいで女の子がシャレにならん事故にあって昏睡状態になるところで、いやいや、それはないだろう……と思ってしまった。
与える側と受けとる側の解離で面白いな、と思ったのが、相当なうろ覚えだが、何年か前に、赤ちゃんに絵本を三種類見せて、どれに一番興味を示すか、という実験をしたところ、大人の予測に反して、ワケワカラン1つ目の生物の絵柄が一番に選ばれたと。3位が青い熊の絵が表紙になっていたもので、大人の視点では、分かりやすい熊さんの絵本だと思ったのにね~、意外だね~という結論なのだが……ちょっと待て!鹿は自分の目を疑った。えっ?熊さん?1つ目の怪物に見えるんだけど?ちょうど白抜きになっているところ(鼻の周りとか)が1つ目と牙に見えるんだけどぉーー!?赤ちゃんは1つ目の怪物に順位をつけただけじゃないのーー!?
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