マクガフィン

屋根裏のラジャーのマクガフィンのレビュー・感想・評価

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)
2.4
子供のイマジナリーで広がる世界観は良いが、そのイマジナリーを喰おうとする大人のバックボーンを描かないので、何のメタファーかが全く想像できなく、気持ちが宙ぶらりんに。しかも、摂取して蓄えようとする対象が〈従順な少女〉なことは如何なもので、大人の闇が深すぎる。
所々で、ハッとさせられる画の奇麗さがあるだけに、余計に惜しい結果に。原作未読。