ラピュタん

屋根裏のラジャーのラピュタんのレビュー・感想・評価

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)
5.0
とってもとってもとっても
キュートでカワイくて怖い
とってもとってもとっても
美しくて切なくて創造的🌟

秀作!豊作!大作!意欲作!
名作として残る作品ですヨ!

いやあ、想像をはるかに超えた充実がありました🥹✨
これまでの手書きのアニメ表現を超越した技法に圧倒されました💦
動きもとってもステキで、表現力が豊かで素晴らしい演出

背景も美しくて、これまでのジブリの美術のよさを土台にしつつ、それを凌駕して来たかも
例えば、美術で「思い出のマーニー」すら超えてしまった🌲🦆🌲
色彩は意味と効果を丁寧に反映して
とってもとってもとってもとつてもとっても美しい、わくわく、わくわく、ドキドキする作品に😘

ラジャーくんがカワイイしだけではありません🩵どのキャラクタも可愛いくてイマジナリーたっぷり
ストーリーも、あっとうならせられました

「想像は、現実には絶対に勝てないのじゃ」
という悪役ですら、イッセー尾形のおかげで不思議な魅力がありました(本人似なのと服装の趣味は…💧)が…
怖いのは、あの黒いキャラでした😱

ジブリには好きな作品がたくさんありますが、ポロック長編第2作はそれらを超える演出もあちこちに垣間見えました🌈🌈
ジブリで見たな〜という雰囲気を超えています
(メアリは既視感が強すぎましたが)

もちろん、さりげな〜くトリビュートもちらりちらりと
ジブリだけでなく、仄かに手塚治虫、押井守、大友克洋だったり…🦆
これぞ現時点でのジャパニメーションの到達点といえる堂々たるアニメでした

こんなに創意と愛情にあふれた豊かなファンタジーは稀有だと思うのですが…
なぜこれがヒットしていないのだろう?
毒に対して耐性ができすぎてしまったのか😔
甘いだけが菓子ではなく辛いカレーだけがカレーでないように、
強い刺激だけが映画の醍醐味ではないのに

勝手に、ヒットできなかった理由を想像するに…
子供にとっては難しく
カップル向けではなく、
大人にとっては甘ったるい先入観
これらが邪魔したからでは❓
あ、それと悪役の短パン・ルックね💦


でも、子供にみせたい作品、成長とともに何度も観賞させてあげたい名品です
もちろん、大人は大人であるがゆえにひときわ感動できるはず🥹

繊細な味付けがある、想像以上に奥行きのある傑作🌟でした~

テーマソングも俊逸🎵

アマンダもラジャーもオーロラも声が優しくて美しくてうっとり💕
ネコもイヌも、存在感バッチリ👌
ピンクのカバ🩷、小骨くん☠️、たまご侍兄弟などなど…可愛いし

うーん、全方位手抜きなし🍀

👏👏🥗大満足でした🥗👏👏


みんなで観に行きましょう、きっと
あなたのイマジナリに逢えるかも!
ラピュタん

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