酒ポテト

屋根裏のラジャーの酒ポテトのネタバレレビュー・内容・結末

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

独特なタッチの絵に惹かれて見に行ったので、ストーリー性や音楽にはそこまで期待せずに鑑賞した。しかし、声優陣(山田孝之、安藤サクラ、寺田心くん)の演技が素晴らしく、脚本も世界観に矛盾が無いような綺麗な作りになっていて、映画としても見応えがあるものだった。普段アニメーション映画をあまり見ていなかったため、自分の中で新鮮でワクワクする1本だった。
個人的にはアマンダの描く色鮮やかな夢が好きだったので、もっとこの世界を見てみたい!と名残惜しい気持ちになった。また、ラスト近く、母リジーと彼女には見えないはずのラジャーの目が初めて合うワンシーンが印象的だった。母親が忘れていた童心を取り戻す一瞬で、娘との絆がより深まるシーンでもあると思え、なんとも暖かいシーンだと思った。
酒ポテト

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