はる

屋根裏のラジャーのはるのネタバレレビュー・内容・結末

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

まず絵が綺麗!映像美だけで見た甲斐ありました。
そして、小さい頃ファンタジー小説を読むのが大好きだった私にとって、図書館からイマジナリーが遊びにくるという設定がどんぴしゃで刺さりました。思い返せば小さい頃は、読書を通じて本に遊んでもらっていたような気がします。あれもイマジナリーだったのかなーなんて。
あと、傘を開いたらお父さんからのメッセージがあったシーン、あれは流石に泣きました。あれで泣かないのは無理…小さな主人公があのメッセージを何度も何度も復唱して、頑張ってやってきたんだと思うとより涙…
しかし気になったのがバウンティングの最後です。絶対何かしらの設定があったと思うのですが、時間の都合上描ききれなかったりしたのかな。最低だけど憎みきれない悪キャラとして、もうちょっと深掘りが欲しかったです。現実ゥ…と言いながら死んでいくのはちょっと笑ってしまいました。私も現実を見なきゃな…
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