吸血鬼の元締め、フランケンハウゼン家と、吸血鬼ハンターを生業とするカリオストロ家の話……なんですけど、なんでこのひとたち、ご近所さんなのにお互い気づいてなかったんですかね……?
カリオストロ家の方は、吸血鬼の眷属になった人間を無毒化する薬? みたいなのを開発したり、敵方の屋敷に潜入捜査したり、ナチュラルに十字架のアクセサリーをつけていたりと、なかなか冒険心と敵への対策に余念がない感じがあります。
一方のフランケンハウゼン家は、吸血鬼なのは伯爵だけで、夫人は普通の人間だし、なんとなく愛人っぽくも見えるメイド長も普通の人間です。
なんなら夫人は娘まで生んである程度まで育てたというのに、自分の父親と一緒に娘を伯爵にさらわれて、屋敷に軟禁されているような状態。そこに来て伯爵は次々とメイドを(文字通り)毒牙にかけるわけなんで、完全にこれ伯爵がたまたま吸血鬼属性も持っただけのやべーひとじゃん!
そんなヘンタイ紳士みたいな吸血鬼でいいんですか!?
最終的に決着がつくかつかないかで言えばつかないんですけど、だからどうってわけでもなさそうなのが残念。
観た日:2022/11/28