ケイタカハシ

死者の侵略のケイタカハシのレビュー・感想・評価

死者の侵略(1973年製作の映画)
2.5
70年代のメキシコ映画。アマプラでこういう映画を気軽に観られるようになったのは最高ですね。
メキシコ映画ではルチャのスター選手は国民的ヒーローだから映画にも出演する。しかしこんな宇宙からの電波で死者がゾンビ化する映画はやめたほうがいいんじゃないだろうか。宇宙研究所の所長を覆面レスラーが演じているのだ。笑うなと言う方が無理である。しかも研究者だからかこの人のアクションシーンはほとんどない。もう一人のスターっぽいレスラーの方はゾンビと徒手空拳で戦うシーンもあるんだけど。
ゾンビも70年代はまだキャラが定まってなかったのか、目線がちょっと上の空なだけで早足で歩いてくる姿は普通の人にしか見えない。映画後半はずっと昼間だから全然怖く見えない。
メキシコの快晴の青空の下、野花で彩られた平原を大量の普通の人がとことこ向かってくる。のどかだね〜。