結局カレー

映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝の結局カレーのレビュー・感想・評価

3.2
久しぶりに観た映画クレヨンしんちゃん。懐かしいなぁ19:00ドラえもん19:30クレヨンしんちゃん20:00Mステの黄金ルート。そんなしんちゃんも30周年だとか。声優の方も一部かわりつつも今日まで繋いでくださってありがてえ。

記念回といえど本編は王道の映画の新キャラにしんちゃんが連れ去られて野原一家が助けにいく話。子どもの取り違えきっかけに物語が始まるけどひろしとみさえは全然信じてないの流石。新しい生活も楽しんでみえたしんちゃんも珍蔵という名前で呼ばれることに抵抗して充電切れのスマホを肌身離さず持ち歩くのが切ない。思い出フラッシュバックはいかにもすぎたけど、「忍法親父の靴下」「忍法母の馬鹿力」「忍法親心」でやっぱ俺たちが好きなひろしとみさえだ!ってなってアツかったし間違いなくしんのすけのとーちゃんかーちゃんだわってなった。みさえの馬鹿力はハンパないよ。

最後地球の危機はいつものように野原一家とカスカベ防衛隊が一丸となって乗り越えるわけだけど、もののけの姿でみえる個性の違いをあえて活かすことで困難を乗り越えられるというメッセージがとても現代的に思えた。珍蔵も最後はわがまま言えるようになってよかったな。ひまわりのもののけがイケメンでその声優が山田孝之なのはさすがにおもろい。

笑どころも結構あって楽しく子ども向けに振り切ってた印象。記念回にしては物足りなさは否めないけどこれぐらいでいい気もする。(オトナ帝国しか勝たん勢の身だけど)
忍法・わからないことは人に聞くと忍法・人生なるようになるは覚えとこ。