TV版では序盤の何話かに分かれている戦闘を、全部一つの艦隊戦という扱いにしている荒技が上手くいっていて凄い。TV版の戦闘場面のフッテージと新規作画を継ぎはぎして、スピード感のあるモノに変えて、TV版ではわざと無くしていたであろうロボットアクションとしての面白さを出している。
カミーユは一回の戦闘で両親を失うことになってしまったが、その後ちゃんとアーガマの大人たちにケアされている。
「エゥーゴだティターンズだなんてどうでもいいんです。子供は親に無視されちゃ堪らないんです。」と本心を吐露することもできている。ウォンさんに修正されることも無いため、イデオロギーや軍隊という大人の都合に合わせて生きることを強いられていない。
