このレビューはネタバレを含みます
「機動戦士Ζガンダム」を放映から20年後に劇場版三部作にした作品。
1985年放映時のフィルムと新しく作り直したフィルムをつぎはぎしてます。
特に三部作の第一作たる本作ではそれが顕著で、作画が全然違うので所々違和感バリバリ(笑)。
第二作、第三作と話が進むにつれオリジナル要素が増えてきて、第三作「星の鼓動は愛」はほとんど新作フィルムだったりします。
やっぱり一年かけて放映していた話を三部作にまとめるので色色話をはしょったり、編集したりしてるけど、本作はまだストーリーがまともかな。
後になればなるほど、話がチグハグになってくる。
個人的にはTV版の方が圧倒的に優れていると思います。
ガンダムシリーズは「Zガンダム」や「Vガンダム」、「ポケットの中の戦争」などの悲惨さを存分に伝える「鬱展開」している作品がやっぱり輝いてるなぁ。
新作フィルムでシャアとアムロの再会を描いた本作のラストシーンがかなりお気に入り。