じーふい

機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-のじーふいのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ屈指の名作Zガンダムその劇場3部作の1作目。
TVシリーズが85年、本作が05年ということで、キレイな映像を期待されたが、なんと、新旧カットがごちゃまぜになっている。噂では聞いていたが、違和感アリアリで良くない。
主人公カミーユの危なっかしさは残ってはいるが、TV版に比べ、周りにいるオトナ達がカミーユを気にかけてやっているシーンが多く、カミーユもややマイルドにみえる。カミーユがなんかミーハーなのだ。現代の感覚からすると、劇場版のカミーユのほうが、身近に感じられる。
TVシリーズ、劇場版全体のネタバレになってしまうが、カミーユの最後が全く違うということを意識した上での違いだろう。
両親の死から、アムロとの出会いまでハイペースで流れていき、テンポは非常によろしいが、初見だとどの程度理解できるのか分からない。
気にいらない変更点としては、「カミーユ!やめないかっ」のシーンがないこと、不思議な変更点としては「シャア・アズナブルという人を知っているか」がクワトロではなくエマの発言になっていること、残念だが仕方がないという点は、ライラミラライラの退場がめちゃくちゃ早いこと、良かった点は、カイシデンがカミーユに言う一言である。
Zガンダム自体が力を持った作品なので、見どころ満載である。
じーふい

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