イト

ザ・コントラクターのイトのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・コントラクター(2022年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

脚本はわりと穴が多く、なんでそうなると思いつつ観ましたが観てる間はたのしめました。
これが俳優の力かもしれない。
クリスパインは目が綺麗だった。

主役のジェイソンは特別部隊所属だが、上司が変わると共に薬物使用、怪我などを理由に名誉除隊となる。PMCから声がかかるだろうと慰められ実際に連絡が数件入るが答えないでいた。借金があり妻と息子にも辛い思いをさせていた。
過去の同僚の葬式で仲の良かったマイクと再会する。マイクはPMCではなく国から請け負った仕事を非合法に行なっていた。マイクにもPMCを示唆されたがジェイソンはマイクの所属する会社に紹介を頼む。それはラスティの運営する会社だった。
依頼を受けてベルリンで生物兵器を研究しているシリア出身の科学者を調べることとなる。尋問してデータを盗むことが指令だったが、科学者を殺すことになる。逃走中に警察に追われ銃撃戦となり、四人のチームはマイクとジェイソンだけになる。
ジェイソンは撃たれたマイクに輸血し痛む膝を抑えて彼を運ぶ。膝が悪化したジェイソンはマイクにデータ輸送を依頼し後で合流することになる。
ホテルで落ち合う約束をした二人は離れ離れになり約束の時間になってもマイクは戻らない。ラスティに連絡すると逆に攻撃され殺されかかる。ジェイソンを殺そうとしたのは海兵隊だった。彼は死に際に家族の写真を求め、ジェイソンにラスティからの指示で殺害を依頼されたことを伝え、助けを求める先を教えて息絶える。
助けに来たのはヴァージルという男でもう家には帰れないという男だった。彼はジェイソンの手当てをし、食事を与えるが襲撃され命を落とす。ジェイソンは科学者の妻子を脅しバックアップデータを貸金庫から取り出す。
ジェイソンはパスワードを妻から聞き出しアメリカへ帰る。研究データは聞いていた生物兵器ではなくワクチンの研究だった。ちゃんとタブレット家族に返したのかな?
マイクが殺されたと思っていたジェイソンは妻子にそれを告げにいくが、マイクが元気にしてるとこを目撃してしまう。翌朝、マイクの跡をつけお互いに生きていることに驚く。マイクはジェイソンが死んだものと思っていた。ジェイソンの妻子には400万ドルが払われていた。
ジェイソンは自身の父親がある日帰ってこなくなり父親に捨てられたと感じたこと、自分で父の葬式をしたことを話す。自分は絶対に家族から離れない、捨てない。このままでは永遠に狙われると考えたジェイソンは二人でラスティを殺すことにする。
ノーガードマイクはラスティに撃たれ、ラスティはマイクの弾に当たって苦しんでいるところを「ブーツを履いて死にたい」と言いながらジェイソンに打たれて死んだ。
マイクは「安らかに死ななかったと家族に伝えてほしいと言い残して死ぬ。(多分自動車事故を装った)
ジェイソンはブリアンとジェイクを車から見つめ、ジェイクに声をかける。


ブーツを履いて死ぬことが重要。
膝を痛めているが、治療に筋肉増強剤等が必要かは不明だった。
PMCではなく明らかに良く訳のわからんマイクの所属会社に就職したいと言い出しておいて目論見が違ったら怒り出すし(多分マイクもそんな仕事だと思ってなかった)
意外と逃走は難なくできておりアメリカ入国もあっさりできている。国から仕事を請け負っていると言いながらどういう経路の仕事なのかはっきりしないし、ワクチンの情報だけであの数人が儲けられるとも思えないので裏に誰かいるんだろうけどはっきりしないし。ベルリンでは警察官もたくさん殺して遺族を脅しているし、そんな状態でアメリカに帰って家族と暮らせるとはとても思えないけと普通に暮らしていくつもりなのかな?と疑問が湧く。
生きてたなら保険金も返さないといけないから借金もあるしどうするんだろう…となってしまった。マイクの家族はどうなるのか。
イト

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