もうちょい見ます、クリス・パイン！
ということで、るいさんのおすすめでこちら。
これ、劇場でやってる時も全然話題にならなくて、全く知らなかったんですけど、私は結構好きな方かも。
怪我が原因で退役した軍人さんのクリス・パインが、お金稼ぐためにちょっと危ない、だけど国家を守るための仕事に就くのだけど、実はそれが違ってて…というお話。
まあありがちと言えばありがちな展開ではあるし、キーファー・サザーランド出てきた時点で、あ、あんたもしかして…と思わせる節はある。
しかも、終始展開は重めで、軽いノリのところはほとんどない。傷だらけでボロボロの満身創痍状態で逃げ回り、追い詰め、追い詰められみたいな展開がずっと続く。でも、クリス・パインもちょっと渋みが出てきた年頃なので、これくらいの暗めの映画もよいではないですか。私は渋くてよいねぇと思いながら見てました。
しかし、気になったのは膝のけがで歩けないくらい痛いときもあれば、普通に歩いてるやん！ってときもあるのがめっちゃ疑問だった。あれは薬が効いてるからなの！ということにしておいていいのか？
もうひとつは、退役軍人さんってこんな感じの苦しい生活を強いられる方が実際多いんだろうか？というところで、けがで満足に働けないから、働くためにステロイド使ってたら、そのせいで除隊を命じられ退職金もないとか酷すぎじゃないのか？それまで命がけで国のために働いてきたのに、なんだかなぁと思ったわ。そんで仕方ないから危険な傭兵になって汚れ仕事をするとか…。そういうところ、ちょっと考えさせられる部分もあった映画だったな。
