1998年5月2日に33歳で急逝したhideの実弟でありパーソナルマネージャーの裕士が制作途中のアルバム完成と本人不在のライブツアー実現に向けて奮闘する映画。
実弟とhideの共同製作者のI.N.Aが話の中心でありつつ、彼らを目線でhideを描くという構成は上手くいってだと思います。
映画的にも実現不可能なプロジェクトを遂行する姿や苦悩はファンなので結末を知っていましたが、惹きつけられるものがありました。
演技、演出は結構クサいと思えるシーンがありましたが、役者さんもみんな良かったし、hideを演じるJUONさんもイメージを崩してなくて良かったです。
クライマックスのライブシーンはhide本人の登場と相まって感動しました。
hideは永遠にカッコいい存在だと改めて認識しました。