RyoS

リスケのRyoSのレビュー・感想・評価

リスケ(2021年製作の映画)
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やはり鈴江監督の描く男二人の独特な空気感は苦手なのだが、前二作と比べて自分が苦手なだけだなという感じが強くなっている。陳腐に表現するならば、鈴江監督は男性の女々しさを描きたくて、自分は女性の凛々しさを描きたいのだと思うから、合わないんだろう。

同性婚が禁じられている日本で主人公たちはそのことに驚くほど無抵抗で、適応することしか考えていない。その適応しか考えられないという状況が、諦観を映し出しており、それは「俺以外の好きな人見つけてよ」というセリフに集約されていて、セリフの力を感じた。

後半の切り返しシーン、イマジナリーライン割りまくってるのだが、せっかく監督来てたのに理由聞くの忘れてしまった。
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