みりお

恋は光のみりおのレビュー・感想・評価

恋は光(2022年製作の映画)
3.5
大学を舞台にしたラブコメではあるんだけど、ジャケの雰囲気がそのまま展開される透明感溢れる穏やかな物語。
そして内容はかなり哲学的で面白い✨
ちょっとノスタルジックな倉敷の景色と相まって、本当に良い雰囲気が醸し出されてる🌟

あとすごく美しいんだけど、でもどこか平凡さも兼ね備える3人の女優陣も、映像の雰囲気にすごくあってる🤭
そして神尾楓珠くんも、イケメンっぷりを封印して、なんとも不思議な侍系男子を好演✨
リアルにヤバいやつに見えるから面白い🤣
穏やかな日光の下で、恋やバイトに明け暮れる4人を観ていると、本当に大学生活が懐かしくなった🥹💓

「嬉しくて楽しいから、恋する乙女はキラキラ光るんです」
これを語る女の子のキラキラした笑顔が可愛かったなぁ🥰
私も女子校出身だし、寮出身だし、宝塚好きだからわかるかも✨
何かを「好きーーーーー!」と思う気持ちって、それがズバリ恋愛かと言われるとそうじゃない。
でも憧れとかドキドキとか、そういう気持ちがあると、毎日がキラキラして見えるんだよね💓
だからどのドキドキが恋なのかを見極めるのは、すごく難しいこと。
でも頭で言語化するより先に、まぶたの裏に浮かぶ人を選ぶことが、実は一番幸せなのかもしれない✨と、素敵なメッセージを受け取った作品でした。


【ストーリー】
大学生の西条(神尾楓珠)は、恋する女性が光って見えてしまう特異体質を持つために恋愛を遠ざけてきたが、「恋というものを知りたい」という東雲(平祐奈)に一目ぼれしたことで、彼女と恋の定義について意見を交わす交換日記を始める。
やがて幼馴染の北代(西野七瀬)と、人の彼氏を略奪することが狙いの宿木(馬場ふみか)も交換日記に加わり、4人で恋の定義について考え始める。
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