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恋は光のmofaのネタバレレビュー・内容・結末

恋は光(2022年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

うーん。期待していたし、
評価もそこそこだったけど、
私には、イマイチでした。
原作は漫画なので、
こういう感じなのかな~と思ったけど、
本当に、
漫画をそのまま出してきたみたいに、
何かの朗読会ですか?という感じで、
台詞の羅列。
 完全に漫画キャラという演出で、
観ていてもリアルな感じが
しなかったかな~。

それが、面白いといえば、
そうなのかも知れないけどね。

「恋とはなんぞや?」というテーマで、
西条を巡って、議論が繰り広げられていくんだけど。

正直、宿木の存在意義がもう一つ、
分からなかった(笑)
彼女が、「恋」というものに近付けたかどうかも、
もう一つ分からないから、
何目的で、出てきたん??って感じだった。

そうして、最大の面白さ・・・
「恋とはなんぞや?」の答えが、割と普通で・・・・・
特に、北代が光らなかった理由が、どっかから引っ張り出してきたような
答えで、
膝を打ち、「なるほど!!」とビックリする答えを期待していた私には、
なんか、拍子抜けだったんですよね~。

そして、論理的に「恋」を捉えようとしていた西条が、
恋こそが光りなんだと理解する場面がね・・・・
もう、パッションを感じないんですよ。
 これが恋だと気付く過程に、
パッションがないのだよ!!
だから、全然、響かないんだよ!!
 いいたかないけど、そこ、見せ場やろ~って!

ただね・・・・その中にあってね!!
伊東蒼さんの、存在感よ!!
この人、マジで凄い。
 女子高校生らしさ、絵を描きそう、
先輩を憧れてる~
もう、そのまんまで、超可愛い。
今までの役柄とは、全く違う役柄を、こうして演じれるって、
本当に素晴らしいと思った。


という事で、イマイチなんですけど。
ただ一つ、私の心に響いた台詞があったんです。


どうして、スマホを持たないのか?と問われた東雲さんが、
こう答えるんですよね。

「私の手には、余るのです。
私は私の身の回りの情報ですら、手一杯で。
ならば、いっそ、身の丈に合った生き方をした方が、
私のような小物には、幸せなのではないかと思うのです」

なんだか、常に、何かに追われてるような生活をしてしまってる
自分に、非常に突き刺さりました。
そうなのよ!!
手に余ってるんだよ、私。
ちょっと、生活を見直さないといけないかな~。
身の丈に合った生き方を、しなければ・・・・・・
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