このレビューはネタバレを含みます
いい年してこんなに恋について考えるとは。でも作品のつくりのおかげで思ったより恥ずかしくなかったです。
「恋をしている女性が光って見える」は特殊能力でもなんでもなく「あ、この人そのモードだ」と勘づいた(もしくは過剰に意識した)状態でしかない説です。そうなると割と普遍的な恋愛模様。
キャラクターの名前に東西南北が入っており、最後までどっちのヒロインを選択するのかわからないのは『いちご100%』。作中でも言及のあった「ぽっと出のヒロインに負ける幼馴染」は『I"s』。ジャンプラブコメの二大金字塔はやっぱ意識しちゃう。
『I"s』でもそうだったように、今作でも幼馴染は自分の気持ちを押し殺し、恋敵との恋愛を後押しする。あーやっぱりそうなるの?と胸が苦しくなるんですが、今作はまさかの北代エンドでほっこり。まだまだラブコメで右往左往できた自分に嬉しくなりました。
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・神尾くんはこんな役もできるんですね。そして平祐奈さんの圧倒的ヒロイン力。西野七瀬さんは自然体をやり過ぎてる感もありましたが、それはそれで「頑張ったフラット」という設定にベストマッチ。観はじめて思い出しました、結婚おめでとうございます。
・皆さん酒飲みでいいですね。パジャマパーティーなのにグラスビールなのは好感度めちゃ高いです。