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恋は光のUえいのレビュー・感想・評価

恋は光(2022年製作の映画)
2.9
普段は見ないジャンルの映画だけど去年上映時に好評だったみたいで気になっていた。見てみると、文章で表現する台詞をそのまま発声していて違和感がすごく、戯画的に見えた。

とある大学生たちの恋愛模様を描いていて、主人公の西条は教師を目指している変わり者だった。彼は恋愛している人から発する光が見える能力があった。恋愛を描く映画で、恋が見えてしまうというのは禁じ手かと思っていたので驚いた。しかし、光が見えるには何らかの条件がある事が分かり、恋とは何かという議論を繰り広げていく。

西条の周りには、三人の同級生がいた。幼馴染の北代は西条に想いを寄せるが、光を発していなかった。西条が一目惚れした東雲はスマホを持たない不思議ちゃんで、交換日記を通して親交を深めていく。最後はギャルの宿木で、他人の彼氏を奪う癖があり、三角関係に入り込んでいく。恋の光が絶対なモノではないと判明してしまってからは普通の恋愛映画にしか見えなく、それなりだった。

一番良かったのはロケーションで、原作者が過ごした岡山県で撮影されたらしい。大学や美術館など都会的な建物と、自然や歴史ある街並みも残っていて綺麗だった。行ってみたいなあ。
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