なだ

プシュパ 覚醒のなだのレビュー・感想・評価

プシュパ 覚醒(2021年製作の映画)
3.9
プシュパは妾の子として親族から認知されず名字を持てない私生児の境遇。
だが一介の労働者から密輸業で成り上がる物語。

「熱風!!南インド映画の世界」
4作品を順次公開。その第一弾が今作。主演アッル・アルジュンはお初です。日本にようこそ👏
ラーム・チャラン(RRRのラーマ)の従兄だけあって横顔なんか少し面影あり。
タレ目で優しそうな顔なんだけど任侠な作品なのでハードな役どころですね。
腕っぷし強いし💪

インドの一部森林にしか生息しない「紅木」を密輸出する運び屋としてその才覚で財を成していくプシュパ

お嫁にしたい女の子にはシャイになっちゃうプシュパ😳
その彼女の貞操の危機を救う所もカッコいい😄

南インドの男性ファッションは開襟シャツと腰巻(ルンギ)
そのルンギあしらいが素敵✨
この辺も南インドならではの粋でいなせな感じが良いなぁ。

でもヤクザ映画なので苦手な方もいるかもしれません🤔


そして祭りは第二弾がラーム・チャランのパパ上のチランジーヴィ主演「サイラー ナラシムハー・レッディ 偉大なる反逆者」
第三弾がラーム・チャラン主演の「マガディーラ」
第四弾がRRR のビーム役のNTR.jr 主演「ヤマドンガ」
これってチャランとその仲間たちな映画祭りだなぁ😂




【余談】
冒頭の解説で「紅木」はローズウッドとも呼ばれワシントン条約で取引禁止対象にされています。
三味線の棹の部分で高級木材として使用されたり、中国や日本で家具に使ったり。

その国の文化としての大切さもあるけれど、需要があるから伐採密輸される。それほどこの「紅木」は生活に必要なのか?
需要を無くせば犯罪もなくなるのに…そんな事もふと考えました。

そして新警察署長とパンイチ対決からのまさかのパート2に続く…
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