生れてはみたけれどに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「生れてはみたけれど」に投稿された感想・評価

しのみ

しのみの感想・評価

4.0
2024.4.13
がきんちょカワイ〜と思いながら見てた。
父さんはどんまい。

「オナカヲコワシテヰマスカラ ナニモヤラナイデクダサイ」という貼り紙を背中に付けた子供。笑
父親が「勉強して甲を取れ」としつこく言う理由がわかった時の切なさ。
子供が雀の卵を食べたり、卵を交渉道具に…

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tych

tychの感想・評価

3.8

1932年 小津安二郎監督作品 モノクロサイレント 90分。吉井家は郊外に引っ越してきた。小さな兄弟(菅原秀雄、突貫小僧)は、悪ガキたちと喧嘩したり、学校をさぼったりで、厳格な父(斎藤達雄)に戒めら…

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このレビューはネタバレを含みます

サラリーマン父を持つ息子兄弟は引っ越しで地元のガキ大将に目をつけられる。
なんとか酒屋の若造を味方に付けて自分達のポジションを確立し、父の上司の息子が家で活動写真上映会をするというので付いていく。

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Uni

Uniの感想・評価

3.6
小津監督って何の影響を受けてるんだろうって思ったら、アメリカのサイレントらしい。俄然興味

『出来ごころ』の喜八も富夫も出演。キャラ的にはあっちの方が好きだなーと思ったらこれより後の制作年だった。
Nanananana

Nananananaの感想・評価

3.6
小津安二郎作品なのに、カメラめっちゃ動く。。。

小津様のユーモア満載で、サイレント映画なのにとても面白かった。。

子供から見る、大人の歪な世界。
Momoka

Momokaの感想・評価

3.9

子ども視点の大人という存在っていびつだった。子どもの頃は、確実に子どもの世界と大人の世界に隔たりがあったな〜ってことを思い出させてくれた。

小津ワールドの居心地の良さみたいなものに少しだけ気づいた…

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野田陸

野田陸の感想・評価

3.7

子どもたちが社会に直面した時にそこにある欺瞞を暴き、しかしその欺瞞こそ我々の社会を構成する重要な要素であるということを映す。
構成が「お早う」に非常に良く似ているが、「欺瞞は大人も承知である」という…

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小津安二郎、無声映画の2回目鑑賞。

東京郊外の新興住宅地に引越してきた吉井家。
父は前回無声映画でも出演していた斎藤達雄、母は前回意地悪な未亡人役だった吉川満子でした。
兄弟2人は常に一緒に行動し…

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デニロ

デニロの感想・評価

3.5

1932年製作公開。原作ゼェームス槇。脚本伏見晁 、燻屋鯨兵衛。監督小津安二郎。

大人の社会と子どもの権力闘争を描き方ながら、如何にして子どもの現実即理想、理想即現実が転換していくのかを描いている…

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