生れてはみたけれどに投稿された感想・評価 - 3ページ目

『生れてはみたけれど』に投稿された感想・評価

デニロ

デニロの感想・評価

3.5

1932年製作公開。原作ゼェームス槇。脚本伏見晁 、燻屋鯨兵衛。監督小津安二郎。

大人の社会と子どもの権力闘争を描き方ながら、如何にして子どもの現実即理想、理想即現実が転換していくのかを描いている…

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きゃん

きゃんの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

小津安二郎のサイレント期を代表する傑作。初めてサイレント映画で泣いた。「俺の父ちゃんはすごい」と父ちゃんの自慢合戦をするシーンがとても良かった。レビュー後程記します。
薪

薪の感想・評価

5.0

子供を叱った夜の夫婦が子供を見つめるショットは堪らないし、翌朝の並んでおにぎりを頬張るシーンも最高だ。映画はこの時点で完成していると思う。

電車が劇中ゆうに10回以上登場している。屋外屋内限らずカ…

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小津安二郎の無声映画。
活弁とフルート&ギターの生演奏つきで鑑賞。

活弁と演奏付きでの鑑賞は初めての経験で、特に序盤は感動していたのですが、良い意味で途中から、活弁も演奏も自然に馴染んできて、純粋…

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adeam

adeamの感想・評価

3.5

小津安二郎サイレント時代の代表作。
子供の目を通して見る世の中の可笑しさと不条理を描いた物語です。
家では厳格な父の上司に対するご機嫌取りの姿を目の当たりにした子の失望は、「自転車泥棒」のラストほど…

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ブラックでニヒルでコミカルな小津安二郎。支配者-被支配者の入れ子構造をかましてくる。酒屋のお兄ちゃんが大人気ない。
ピアノ伴奏(天宮遥)付、活弁(大森くみこ)スタイルで鑑賞。
人間はかくも哀しくも愛おしい、不朽の名作

東京郊外に新しく引っ越してきたサラリーマンの息子2人。新しい土地でガキ大将にいじめられるも、酒屋の小僧を利用してガキ大将を懲らしめることに成功。自らが大将に収まることになる。

ある日家来の1人・太…

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nico

nicoの感想・評価

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初めて活弁映画を観た。前から2番目の席でフルートとギターの目の前。素晴らしい新たな映画体験。
S

Sの感想・評価

4.0

巨匠・小津安二郎監督が子供の視点から大人を描く笑いと風刺にあふれたサイレント映画。

この『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』が制作された前年の1931年は、五所平之助監督『マダムと女房』が日本初…

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