にわかに信じがたいかもしれないけど、私が中学生の頃読んでいたLARMEには
気狂いピエロをオマージュしたページがあったんだよ…………
中学生の頃に聴いていた歌には「アンナ・カリーナ」が出てきていたのに
言葉や作品だけ知っていたままこの歳になって、やっと観れた気狂いピエロ。
カルメンという名の女を先に観たから、男女の逃避行と海という画には安心感すら覚えたし、これが原点なのかという感じ。
そうだなぁ……。ゴダールだなぁというのが1番の感想。
あと、フランス映画は、自分に馴染むようなパンチラインがあるか、という視点でよく観てしまうけれど、
心に引っかかるようなセリフというよりはぼんやりと心に残っているものが多い
カラフルな冒頭のライティングはゴダール発なの?
フランス映画でよくこういうライティング観るけど
ベトナム戦争のコントは最悪すぎるけど、最悪すぎて良いシーンだったかも
壁の"OAS"ISとかもかっこよかったけどな
envieの中にvieがあるというのが一番好きなセリフだったかな
観終わって、女子トイレに並んだら
たくさん人が並んでいて、その中できっと私が一番若かったのだけど、
それをすごく誇らしく思えた自分がいた(?)
若くて輝いてる私!!みたいな。
そういう、女の若さがどうとか語られない今、ゴダールの作品とか観て自己肯定感を補填するっていうのもアリなのかもしれない
ピチカートファイブの私のすべてを聴いた
「だけど私は許されちゃう それは私がかわいいから」