ゴダール作品は初めて観る。
フランス映画の金字塔、くらいの知識で見ていたのでなにが斬新なのか、と映画史におけるゴダールの位置付けみたいなものを知らずに観たので、おぉ…って感じは多少ありながらこういうもん、芸術、って割り切っちゃえば面白い。
下手に筋や意味を考え始めるとポカンになってしまうのだが、観ながら「俺たちに明日はない」とテイストは似てるなあ、と思って観ていて、アメリカンニューシネマとどっちが先なんだろうと思っていたらゴダールが先なんですね。映画素人っぷりが露見しました。そりゃあ斬新と言われるわけだ。
まさしく、やってはいけないことを盛り込んだ商業実験映画。カットごとに既存の映画理論をぶち壊す構図や演出が盛りだくさんで今見ても斬新と思うゴダールすごい。
映画館でオウムとキツネ出てくるシーンでツボにハマってしまったんだけどなんであんなに面白かったんだろ。
勝手にしやがれも観てみたいです。
