このレビューはネタバレを含みます
ケンカ!テッペン!仲間!ダチ!
この作品には人生の全てがあると心から錯覚してしまうPOWER...
男の強さってのは拳だけじゃねーんだよなって視点とか、形だけの強さに囚われて道を踏み外したクズキャラとアタマたちの対比とか、各校のナンバー2を対比しまくるのもスッゴイ。
轟の変化は感慨深すぎる。まだ彼の強さは鬼邪高トップ扱いなのかな?轟のアクションがカットされがちに感じたな。
佐智雄は素晴らしいサプライズ。
学ランや校内の赤が美術的にカッケェし、NCTの悠太くんはキマリすぎだよ。
こんな学生同士の抗争と喧嘩アクションは日本映画でしか観れないと思うので、やはりヤンキーカルチャーは偉大。
自分らしさを貫くというメッセージ性もあり、「あなたはどうする!?」なんて問いは露骨だったけど、受け止めざるを得ないPOWER...
もちろん誰かに迷惑をかけないで貫くのがベスト。
空から見れば皆同じ位置に立つ人間。
誰も見下すことなく生きていきたいもんですね。
2時間も余裕だからもっと長く欲しい。無印ハイローよりキャラ描写が忙しそう。