子供時代に必ず通る、大きな好奇心と小さな冒険心を思い出させる映画でした。実際、私も一人旅をした事があったし、一緒に観に行った娘が「ニヤ」っと笑った時は「ああこの子もそういう思い出があるんだ」って微笑ましかったです。
子供ながらに「そんな事は無い、バカバカしい」と思いつつも「ひょっとしたら」という好奇心が勝って行動するか、止めるかは本人次第だけれど、「何者でも無い」子供達が自分達の可能性を信じて冒険し、そこで見つけた新しい世界を自分の成長への糧と出来るよう、手伝ってあげられる親になれただろうか、そんな事を考えさせられた映画でした。
今はネットで検索すれば何でも結果が出て来ますが、実際に体験した事はネットや動画で得た知識とは全く違うものだし、子供達にはそこで触れた優しさと厳しい現実に向き合える人間になって欲しいと願います。
