久々に『嗚咽』してしまった。
（映画館で声を殺して）
なんか不思議な類の、感動。。
熊本出身の俺にとって、心地よい九州の言葉。一層、映画に入り込んでいく。
尾野真知子、竹原ピストル夫婦の空気感、気持ちのいいこと。まずは『笑い』が世界をつくる。そして、子役の力に唸る。自分の子ども時代にも戻るような『懐かしさ』が襲ってくる。物語の進み具合も絶妙。男の子2人の関係が波打つ度に、『グッと揺さぶられる』瞬間が増えていく。
人生、生きてりゃ色んなことがある。それでも人は、生きていく。背中を押してくれるのは周りの人たち、でもある。
チャリンコを漕ぐ竹原ピストルの歌声が、心に染み渡っていく。
かなり完成度の高い映画だった。
今度は我が子と一緒に見ようと思う。
